緊急時の対応

 県内津波浸水予測データーによりますと、最大級の地震・津波発生時には、高知市中心街全域が浸水、教室の所在地・帯屋町も1〜2メートルの浸水被害がでると想定されました。
 これを受けまして、このほど高知市地域防災推進課に災害緊急時の避難経路を相談しましたところ、下記のような対応策をご指導いただきましたのでご報告いたします。

  まず、ビ・ウエル帯屋町が新しい免震構造のビルであることから、災害時は外に避難するよりも、教室にとどまる方が安全とのこと。教室には、水、非常食、非常用トイレなど常備しておりますので、建物に異常がない限りは、指導通り、しばらく教室にとどまります。
 建物自体が火災になった場合は、初期消火を試み、初期消火失敗と判断される場合に、外への避難を開始します。地域の避難先は「高知城」が指定されておりますが、その場の状況判断、消防の指示等により、避難場所が変わることもございます。

 教室にとどまった場合も、しばらく様子をみて、最寄りの避難所に移動する場合がございます。
 緊急時には、携帯電話などでの連絡がつかなくなることが想定されますので、授業中に災害が起きた場合には、教室か、高知城、あるいは最寄りの避難所、いずれかにお子様が避難しているとお考えいただければと存じます。

 なお、けが人が出た場合の搬送先につきましては、浸水被害が出た際、どの病院の電源設備が使用できるかなど、高知市も把握できていないそうで、病院名の明記は差し控えさせて頂きます。

 ビ・ウェルの免震マンションは、揺れを8分の1に軽減する構造で、教室内の本棚もすべて地震対策用(本の落下防止バー付き)の本棚を使用しています。出来る限りの備えをしているつもりですが、お気づきの点などございましたら、ご連絡ください。